浜松市50代女性の症例:高血圧・糖尿病・腎臓障害の意外な原因は「睡眠時無呼吸」だった?漢方と口周りの筋力トレーニングによる改善の記録

浜松市在住Oさんの睡眠時無呼吸による弊害
目次

はじめに

「血圧の薬を飲んでいるのに、数値が安定しない」 「食事に気をつけているつもりなのに、血糖値(HbA1c)がなかなか思うように下がらない」 「健康診断で、年々腎臓の数値(eGFR)が悪くなっていると言われた」

浜松市にお住まいの皆様の中にも、このような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。実は、これらの症状はそれぞれ独立した病気ではなく、「睡眠中の呼吸」という根源的な問題から連鎖的に引き起こされているケースが少なくありません。

今回は、当相談所に訪れた50代女性Oさんの症例をベースに、睡眠時無呼吸症候群と生活習慣病の深い関係、そして漢方や物理的なトレーニングを用いた改善策について深く掘り下げていきます。


1. 症例紹介:浜松市在住Oさん(50代女性)の悩み

健康診断の結果に愕然とする日々

Oさんは、浜松市内のオフィスで内勤業務に従事されている、ごく一般的な50代の女性です。仕事はデスクワークが中心で、平日はほとんど体を動かす機会がありません。

そんなOさんがご相談に来られたきっかけは、毎年の健康診断の結果でした。

  • 血圧: 上が140mmHg台、下が100mmHg超。病院で「高血圧」と診断され、現在は降圧剤を服用中。薬で130mmHg以下に落ち着くこともあるが、朝方やタイミングによって大きく上振れしてしまう。
  • 血糖値(HbA1c): 現在6.2%。糖尿病の診断基準(6.5%)の一歩手前で、目標の5.8%以下になかなか届かない。
  • 脂質: LDL(悪玉)コレステロールと中性脂肪が上昇傾向。
  • 腎機能: 最も心配されているのが、eGFR(推算糸球体濾過量)の低下クレアチニン値の上昇。年々、腎臓の濾過機能が弱まっていることが数値に表れていました。

初回のヒアリング:食事と生活習慣

最初のご相談では、まず目に見える要因である「食事」と「運動」について伺いました。

  • 昼食: 会社の食堂で提供される給食。ご飯の量が指定できず、炭水化物の摂取量が多い。
  • 間食: 午後の仕事中、ついつい菓子パンや甘いものに手が伸びてしまう。
  • 運動: 仕事後も疲れてしまい、運動習慣は皆無。

食後の運動もほとんどなく、甘いものが定期的に間食として入ってきているので、血糖値のスパイクが起きていたりなど、「膵臓がかなり疲れている」という印象を受けました。そのため、まずは食事の摂り方の指導と、糖代謝をサポートする大麦若葉の青汁などを取り入れた対策を3ヶ月間継続していただきました。


2. 停滞する改善:見落とされていた「真の原因」

3ヶ月後、Oさんが再び来店されました。 「少しは数値が良くなりましたが、あんなに頑張って食事制限をした割には、劇的な変化を感じられないんです。何か他に原因があるのでしょうか……?」

そこで私は、もう一度Oさんの症状をフラットに見つめ直しました。 「高血圧・血糖値・腎機能低下」。この3点セットが食事療法だけで改善しきれない場合、疑うべきは「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」です。

睡眠の質を深掘りするチェックリスト

Oさんに以下の質問をしたところ、驚くほど全てに該当しました。

  1. 朝起きた時、口がカラカラに乾いているか? → はい、いつも乾いています。
  2. 枕にヨダレの跡がついていることがあるか? → よくあります。
  3. アレルギー性鼻炎や鼻詰まりがあるか? → 昔から鼻が詰まりやすいです。
  4. 風邪を引く時はいつも喉からくるか? → 必ず喉が痛くなります。
  5. 歯科検診で指摘されたことは? → 最近、舌の筋力の低下を指摘され、歯周病も気になっています。

これらの回答から、Oさんが睡眠中に「口呼吸」になり、さらに「舌が喉の奥に落ち込んで気道を塞いでいる(無呼吸状態)」可能性が極めて高いことが浮き彫りになったのです。


3. なぜ「睡眠時無呼吸」が内臓を破壊するのか?

多くの人は「無呼吸はただのいびきの問題」と考えがちですが、医学的には全身の血管をボロボロにする恐ろしい状態です。

① 高血圧を招く「酸欠」のメカニズム

寝ている間に呼吸が止まると、血中の酸素濃度が急低下(酸欠)します。 脳は「酸素が足りない!命の危険だ!」と判断し、強制的に心臓を激しく動かし、血圧を爆発的に上げて酸素を全身に送り込もうとします。 これが、夜間や早朝の高血圧の原因です。降圧剤を飲んでいても朝方に血圧が跳ね上がるのは、寝ている間の酸欠が解消されていないからです。

② 腎臓(eGFR)を破壊する「高圧濾過」

腎臓は「糸球体」という細い血管の網目でできています。睡眠中の酸欠により高血圧状態が続くと、この繊細な糸球体に強い圧力がかかり続け、血管が壊れてしまいます。 これが、OさんのeGFRが下がり、クレアチニンが上がっていた本当の理由と考えられます。いわば、「睡眠中に腎臓が絶え間なく攻撃を受けている」状態だったのです。

③ 糖尿病(HbA1c)を悪化させる「ストレスホルモン」

人間はストレスを感じたり、危機的状況に陥ると、副腎から「コルチゾール」というホルモンを分泌します。コルチゾールには、闘争・逃走反応のために「血糖値を上昇させる」働きがあります。 無呼吸で苦しい夜は、体にとっては戦場にいるのと同じ。一晩中コルチゾールが出続けるため、どんなに昼間の食事を制限しても、寝ている間に血糖値が上がってしまうのです。

また、血圧を高めるのもコルチゾールの働きの一つです。高血圧を夜間に維持するために体がコルチゾールを分泌している可能性も考えられます。そうすると、余計に血糖値は下がりにくくなってしまうという弊害もあります。


4. 解決策の提示:パタカラトレーニングと漢方薬

原因が「睡眠時の気道閉塞」にあると推測されたため、Oさんには2つの柱によるアプローチを提案しました。

① 物理的アプローチ:表情筋トレーニング器具「パタカラ」

無呼吸の根本原因は、加齢や習慣による「口輪筋」や「舌筋」の衰えです。舌が喉に落ち込むのを防ぐには、筋肉を鍛えるしかありません。 Oさんには、歯科医も推奨するトレーニング器具「パタカラ」を毎日使用していただくことにしました。これにより口を閉じ、鼻呼吸を定着させ、舌の位置を正常に戻す訓練を始めました。

② 漢方的アプローチ:血管と腎臓を守る「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」

中医学(漢方)の視点では、Oさんの状態は血流が滞る「瘀血(おけつ)」の状態です。 特に腎臓の血管を守り、全身の酸素の巡りをスムーズにするために、「冠元顆粒」を提案しました。

  • 血管の弾力性を維持する
  • 毛細血管の血流を改善し、腎臓の濾過を助ける
  • 血中の脂質代謝をサポートする これらの働きにより、無呼吸による血管へのダメージを最小限に抑えつつ、回復を促す狙いです。

5. 6ヶ月後の変化:数値と体感に現れた劇的な改善

対策を始めて3ヶ月、まず変化が現れ始めたのは「睡眠の質」でした。 「朝起きた時の喉の痛みがなくなり、日中の猛烈な眠気が消えたんです」とOさん。

そして6ヶ月が経過した頃、驚くべき結果が出ました。

  • 血圧: 降圧剤の服用回数・種類が減り、家庭血圧でも上が110〜120台になることも増えた。
  • HbA1c: 食事改善との相乗効果で、ついに目標の5.8%を達成。
  • 腎機能: 下がり続けていたeGFRが下げ止まり、わずかながら上昇に転じました。

何より、Oさんの顔色が明るくなり、活動的になられたことが一番の喜びでした。「自分の体の不調が、まさか口呼吸や睡眠に関係していたなんて」と、原因が分かったことへの安心感も大きかったようです。


6. まとめ:浜松で健康な未来を作るために

今回のOさんの症例から学べることは、**「症状が出ている場所(数値)だけを見ても、根本解決にはならない」**ということです。

高血圧も、糖尿病も、腎機能低下も、それは結果に過ぎません。その影に隠れている「睡眠の質」や「呼吸」という基礎部分を見直すことで、体は驚くほど変わります。

今回のポイント

  • 高血圧・糖尿・腎臓は三位一体。
  • 食事制限で改善しないなら、睡眠時無呼吸を疑う。
  • 漢方(冠元顆粒)で血管を保護し、トレーニング(パタカラ)で呼吸を変える。

浜松市内で「病院に通っているけれど、なかなか数値が改善しない」「漢方で根本から体質を変えたい」とお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。あなたの不調の「真の原因」を一緒に見つけ出し、健やかな毎日を取り戻しましょう。


「私の数値も睡眠が原因かも?」と思われた方は、まずは公式LINEや店頭で無料の健康相談をお試しください。今の生活習慣から、あなたに最適な漢方と対策をご提案します。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次